日本料理店は、暖簾をくぐった時にカウンターがあるか、テーブルが見えるかで印象はずいぶん変わる。

この店はまず四人掛けのテーブル三卓が目に入り、カウンターと厨房で仕事をする主人、早川寛次郎さんの姿は奥のほうに見える。

この下町の小料理屋的雰囲気がこの店を評価する所以である。

ひとりでこなすからアラカルトがないのが残念だが、コースは三種。

一番安い4,725円のものは最後に稲庭うどん、6,300円、8,400円は名物の鯛茶漬けで締める。

普段使いなら安いコースで充分美味しいが、最初に訪れるなら鯛茶は味わってみたい。

突き出しに必ず飯蒸しがつくのがお約束。最初に少しお腹にごはんを入れたほうが胃が活性化するという古くからの知恵だ。

季節によって料理は違うが、卯の花やキンピラ、ゴマ和えなど、家庭料理が早川さんの手にかかると別物の味に変わるから不思議。

夏なら、鴨肉入り冷やしトマトがいい。

いずれも彼が修行店で身につけた料理だが、五年を経て、新しい解釈が加わった。「一寛の味」となったのが早川ファンとしては嬉しい。

その代表格が鯛茶漬け。刺身の切り方や出汁に早川流が加わり、わざわざ水天宮に出かける楽しみが出来た。

出展:http://tabelog.com/restaurant/images/Rvw/1761/1761676.jpg

 

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