新田裏という、やや不便な場所にもかかわらず、連夜人気の店である。

なにより焼きがいい。おそらく店主が、各部位をどのように焼き、どんな味わいや食感で出したいのか、明確に思い描いているのだろう。串を食べると、各部位のおいしさが、鮮やかに伝わってくる。

膝や砂肝、モモのさばき方、刺し方も面白い。そして焼き方。塩も、十分肉に馴染み、焼かれた肉は、中心部まで熱々である。

首皮で作られたというつくねは、歯応えの存在感と肉汁があり、ふられたトリュフ塩によって色艶を増し、忘れられない串となった。

串は、焼き上がるごとに、一味をふったさらし葱を添え、温めた陶板に置かれる。店主は、肉に直接一味や山椒を振るのではなく、合間に葱単体や、葱と肉を一緒にして食べる方が、より肉を活かすことを知っているのだ。

こうした焼き鳥に加え、一品料理の素晴らしさが客を引きつける。

ふぐの白子焼き、鮎の柔らか煮、鴨ロースなど、料理名だけで酒を飲みたくなる料理が季節ごとに用意されていて、なんとも心憎い。

しっとりと仕上がった、淡い甘みの鶏ハムや、軍鶏のたたきなど。焼き鳥屋ならではの料理もいい。

締めは鶏スープと出汁を合わせた鳥にゅう麺がお奨め、深々とした滋味があって、幸せがつのる。

出展:http://livedoor.blogimg.jp/funkyttfresh22live/imgs/1/7/176082b4.jpg

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