渋谷穏田神社近く、閑静な住宅街にひっそりと店を構える。

ご主人は、柏「竹やぶ」で修行、その後恵比寿で「玉笑」を開き、現在の地に移った。

ホシが点在する細打ちの「粗挽きせいろ」は香りが素晴らしい。水府産常陸秋そばと他地域のそばをブレンドしたというそばは、ほろ苦さと甘さが入り混じった、野味のある香りが鼻に抜けて清々しい。柔らかく歯を押すコシの中より、そばの甘みがじわりとにじみ出る。

お店の逸品が「熱もりせいろ」。やや太めに打たれ、蒸した熱いそばを、そばつゆに卵の黄身を落とした汁につけて食べる。温めることにより、香りはいっそう強まり、ふわりと柔らかく、穀物としてのそばの優しい滋味を実感する。

そば前ならまず「豆腐」がお奨めです。ある日は青大豆の豆腐と自家製湯葉を乗せた皿。甘い豆の香りが広がり、穏やかな気分になる。

「そばがき」は、数回ほど口を動かしただけで、野趣に富む香りを漂わせて消えていく。

他にも、渋いうまみがつのる、西京味噌漬けの「えびの味噌漬け焼き」、ほろりと、柔らかく煮込まれた「つまみ鰊」がおいしい。

出展:http://www.awaremi-tai.com/soba/image/20121201-102.jpg

 

 

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