鰻はかつて日常的な食べ物であったことを思い出させる“庶民の店”が、初台にある。外見は、あたかもタイム・スリップしたような昔ながらの食堂といった雰囲気です。

ここで気づくのは「松竹梅」の値段が逆になっていることだ。通常は松が高い設定になっているが、安い値段の鰻を「松」にして、頼みやすくしているのも先人の知恵というところだろうか。

もう一つの特徴は、48席という大箱であることだ。お新香の盛り合わせ、肝焼きを頼んでスポーツ新聞を読み、ビールを飲みながら待つ。これが正しい大衆であり、庶民ではながろうか。一人で行き、ガヤガヤした中で孤独を楽しむのも一興だ。

出てきた鰻重は、ふんわりとして、程よい辛めのタレと調和を見せる。「松」は半匹。「竹」「梅」は、一匹丸ごと供される。

珍しいのは、山椒をガリガリとひいて振りかけること。山椒の香りが、食欲をそそる。

フラッと寄って、フラッと食べる。そして「おや?」と感じる。想像以上の味わい、貴重な店である。

出展:http://lh5.ggpht.com/_2YFoiMdNhAM/SnBEfYjTjRI/AAAAAAAAhIU/6XptsDahmvk/s288/DSCF6691.JPG

 

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