» 2014 » 5月のブログ記事

テーブルに運ばれたオムライスの上のオムレツに、シェフがスーッとナイフを入れると、見事に2つに割れて、半熟卵がライスを包む。このパフォーマンスを発明したのは、店の2代目。50年も前のことである。

大正2年創業という老舗のレストランの窓からは東京スカイツリーが真正面に見える。どの料理を見ても、食べても一種の驚きに似た気持ちが膨らむが、値段も並ではない。先に述べたオムライスが、3,675円。ステーキにおいても一番安いミニミニ・ステーキ(120g)でも6,500円。ビーフシチュー4,500円。ハンバーグが3,500円。などというメニュー設定だけで腰が引けるが、なんとしても食べたいという客を、味で裏切ることはない。

「味はもちろん、心まで満足して頂いてこそ」が、この店のモットー。洗練されたサービスの中で過ごす一時は、「特別の日」に選ぶ店に相応しい。

味だけでなく、ボリュームもあるので、例えば2人で2つのメニューを食べたいというわがままにも、ちゃんと2つずつにシェアした皿を出してくれる。初心者にはランチ・タイムに訪れることをお薦めしたい。ディナーの2/3ほどの値段で同じ料理を楽しめる。

予約不可というもこの店の特徴で、予約出来るのは「2人以上で、おまかせ洋食コース」をオーダーする客に限られる。まさに「“ハレ”の日に」というわけだ。

細かいメニューでいえば、自家製ピクルスの旨さも別格。

出展:http://cicikobag.img.jugem.jp/20090113_771967.jpg

 

両国駅東口、小さな飲食店が並ぶ横綱横丁のなかほど。うっかりすると見過ごしてしまいそうだが、大きな提灯が目印だ。テンポのいいジャズが流れる店内は、ゆったりとしたつくりだ。キープされたボトルも並んでいて、ちょっとした居酒屋の雰囲気である。

売りは栃木県産「平牧バーク三元豚」使用。限定の極上ロースかつ(2,800円)を頼むと、はじめに調理前の肉を見せてくれる。真っ白な脂肪と赤身のローズピンクのコントラストが美しい。待つことしばし。きつね色に揚がったカツは二センチほどはあるだろうか。切り口から肉が盛り上がり、脂身は艶のある真珠色と半透明とが層をなす。口に入れればもっちり柔らかくジューシー。おすすめのわさび+塩が驚くほどあっさりといただける。

部位が違うとはいえ、同じ豚でも甘い脂の味は通常のロースとは明らかに異なる。是非一度経験することをお薦めする。

極上ロースかつに並ぶメニューに、はせ川とんかつ(2,300円)がある。肉は上ロースを使い、にんにくとチーズ、しそを挟み込んだ変わりカツだ。それぞれの味が引き立て合い、ちょっぴりイタリアンな香りもある。

甘口辛口二種あるオリジナルのソースもいいが、意外にもおろしポン酢がしその風味を引き立てる。

コロッケやイカフライの入る盛り合わせの、横綱、大関といったネーミングや、手洗いに貼られた番付表などは両国ならでは。肉そのものを味わうならしゃぶしゃぶ(2,200円~)もいい。黒板に書かれたランチメニューも豊富だ。

出展:http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/6b/7b/toriganaku1807/folder/1044411/img_1044411_30402591_2?1363832268

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