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昭和十四年創業、看板に「通人の酒席 ふくべ」とある。長縄暖簾を潜り、格子戸を開

けると、入ってすぐがカウンター、右奥がテーブル席。宴会のできる二階席も用意され

ている。

肴では、「くさや」が人気で、常連の多くが、つまみながら幸せそうに盃を傾けている。

焼きたらこ、塩ラッキョウも好評の品で、こうした素朴な肴が堂々としているのがいい。

他に肴は、かますの干物、玉子焼き、おでんなど約40種。そのほとんどが七百円以下

というのも嬉しい限りだ。

締めは、とろろとイカの細切りを和えたものをご飯にかけた、「イカ和え丼」がお奨めで、

上等のぬか漬けを盛り合わせた「お新香」も是非、ご一緒に。

「ふくべ」とは、かつて酒の容器として使われた瓢箪のことで、白徳利にはその絵が描

かれている。

出展:http://uds.gnst.jp/rest/img/5yj3pvt60000/s_008z.jpg

 

店主の矢部久雄氏は、いつ訪れても、料理が楽しくて仕方ないという表情でカウンター

の中にいます。

新宿御苑の近くで「大木戸 矢部」を営業、常連顧客の要望で銀座に移ったのが四年

前。ゆったりとしたL字型のカウンター十席と個室、そして贅沢な調理場が客席からす

べて見えるようになっている。

ともかく矢部氏の料理を味わいたければ、昼の「料理三品とそば」コースをおすすめし

ます。

季節に見合った喰い切り料理は夜と変わらぬクオリティ。そして新宿時代から変わらな

い〆のそばを味わおう。十割そばのせいろは角がピンと立って、香りがよく、スルスル

ッと味わえる。

思い切りかきまぜてふんわりと仕上げた「納豆うどん かるぼなぁ~ら」、チーズをたっぷ

りかけた「ちいずからめそば」など遊び心たっぷりのそばも素直にうまいと思わせる。

夜は本格的な割烹料理が並び、蕎麦で終わるコースが基本。

個室で接待に使っても間違いはないが、カウンターで矢部マジックを味わうのがこの店

の一番の使い方である。

出展:http://img01.hamazo.tv/usr/akane/%E3%81%96%E3%82%8B%E8%95%8E%E9%BA%A6.jpg

 

 

日本料理店は、暖簾をくぐった時にカウンターがあるか、テーブルが見えるかで印象はずいぶん変わる。

この店はまず四人掛けのテーブル三卓が目に入り、カウンターと厨房で仕事をする主人、早川寛次郎さんの姿は奥のほうに見える。

この下町の小料理屋的雰囲気がこの店を評価する所以である。

ひとりでこなすからアラカルトがないのが残念だが、コースは三種。

一番安い4,725円のものは最後に稲庭うどん、6,300円、8,400円は名物の鯛茶漬けで締める。

普段使いなら安いコースで充分美味しいが、最初に訪れるなら鯛茶は味わってみたい。

突き出しに必ず飯蒸しがつくのがお約束。最初に少しお腹にごはんを入れたほうが胃が活性化するという古くからの知恵だ。

季節によって料理は違うが、卯の花やキンピラ、ゴマ和えなど、家庭料理が早川さんの手にかかると別物の味に変わるから不思議。

夏なら、鴨肉入り冷やしトマトがいい。

いずれも彼が修行店で身につけた料理だが、五年を経て、新しい解釈が加わった。「一寛の味」となったのが早川ファンとしては嬉しい。

その代表格が鯛茶漬け。刺身の切り方や出汁に早川流が加わり、わざわざ水天宮に出かける楽しみが出来た。

出展:http://tabelog.com/restaurant/images/Rvw/1761/1761676.jpg

 

 

地階に設けられた空間は広々とし、テーブル席はゆったりと配されフランス料理店のよ

うなシックな内装。料理は、陰陽、五色のバランスに配慮した韓国薬膳料理。

前菜に最適なのが、「季節の肴四種盛」。時々によって変わります。

通称ケジャン、「渡り蟹の薬膳醤油漬」は、薬膳醤油の穏やかな旨味と、ねっとりと甘い

身肉との調和がなんとも旨く、蟹味噌のコクが加わって、この料理の真の醍醐味があり

ます。

小麦粉の香りと甘味の中で黄ニラの香りが生きた、「黄金ニラのチヂミ」や、ネギとイカ

の海老の旨味が絡み合う「有機葱と海鮮のチヂミ」。優しい味噌と豆腐の味がまろやか

に出会う、「豆腐チゲ」など、全ての皿で、他国の料理ながら懐かしい思いになるの

は、食材の風味を生かす繊細かつ淡い味付けと発酵調味料の自然な旨味が生かされ

ているからでしょう。

21時以降は、イカ塩辛、ユッケなど八種のおかずと、穏やかなテンジャンチゲ、十ニ

以降は、イカ塩辛、ユッケなど八種のおかずと、穏やかなテンジャンチゲ、十二雑穀が

セットされた「宵待膳」2,300円がお得です。

出展:http://uds.gnst.jp/rest/img/9t09fhc60000/s_005e.jpg?t=1371405478

 

 

 

モダンで格式のある店舗で展開されている譚彦彬総料理長のは雑味を徹底的に排

し、濁りのない澄み切った味を提供することにかけて香港でも並ぶ店がなく、まさに日

本一の中華料理店の名に恥じることはありません。

それを支えるのは黄金色に輝く頂湯を初めとするスープのグレードで、それをすべての

料理に使って素材の個性と食感を引きだそうとしています。

「蟹肉入り特上ふかひれの上湯スープ仕立て」は一人前12,600円と高価ですが、も

とは味がないフカヒレが上湯と合わさることで、深くやさしく、そして正しい旨味が立ち

現れる。広東料理最高の凝縮感でしょう。

しかし決して高価な店ではありません。夜の桂花コースは、「焼き物前菜盛り合わせ」

「シャコと夏野菜のスパイシー揚げ」「金糸瓜と蟹肉のふかひれスープ」「帆立貝柱と季

節野菜の炒め物」「アオリイカとナスのガーリック蒸し」「車海老のチリソース」「アサリ入

りチャ―ハン」「本日のデザート」で10,500円。

出展:http://www.ozmall.co.jp/restaurant/images/client/0278_1169_l_course_main_ph.jpg

 

 

東京では珍しい「ビーフかつれつ」を名物とする店です。洋食ファンの間では有名で

すが、名店「キラク」の旧スタッフが移動して「そときち」として出発したのですが、「そよ

いち」と改名。味に変わりはなく、安い、旨い、早い、と文句なしです。

看板のビーフかつは、牛肉に塩、コショーといたってシンプルな味付けで、その旨みを

軽いパン粉でカラッと揚げた絶品。外側はカリカリ、中身はミディアムレア。

「目の前でお作りします」という看板に偽りなし。カウンター15席の真ん前で調理される

ので、見ているだけで食欲も倍増します。

もう一つの人気メニューが、ポークソティで、その厚さもさることながら、濃厚なバター醤

油は秘伝のソースです。注文すると「ニンニクはどうしますか?」と尋ねられますが、直

後に仕事がない限り、ニンニクは入れたいですね。

ビーフかつれつ、ポークカツ等はハーフサイズがあるのも親切です。

店内は清潔で明るい雰囲気。一度訪問すれば、リピすること疑いなし。下町風の開

けっぴろげなもてなしも嬉しいところです。

出展:http://tabelog.com/restaurant/images/Rvw/8528/8528564.jpg

 

 

 

晴れの日の使うレストラン。日本橋のオフィス街にありながら、スペイン・カタルーニャ地

方の小さな町にある本家三ツ星サンパウと全く同じ設計になっている。1階はガラス張り

の広い厨房。スタッフは季節の移ろいや天候を敏感に感じながら、最新鋭の厨房機器

を駆使して軽快に、真剣に調理を進めていく。訪問者は2階のダイニングに上がる前に

その姿を見て、いやが上にも期待が膨らみます。

独立したバーにもなる広々としたサロンから扉を開けると、ゆったりとテーブルが配置さ

れた淡い色調のメインダイニング。飾られているのは、カタルーニャのアーティストたち

の作品です。

オーナーでもある山下雄司氏がカルメ・ルスカイェーダシェフと交わした約束は「本家と

同じ料理を提供すること」。開店から8年を経た今も、その約束は守られている。

約3時間かけて楽しむデグスタシオンのコースは2万2千円。五感全体に驚きと喜びを

与えてくれます。特別な日に訪れて思い出をつくってみてはいかがでしょうか。

出展:http://img.wedding.mynavi.jp/thumb/5e/5e/852223156_sd_l.jpg

 

 

ブルガリア共和国の首都の名前を冠した、大使館公認レストラン。

明治屋と八重洲ブックセンターの間あたり、有名なインド料理店などが集結する美食エ

リアの一角にある。2階の店舗への階段の踊り場では、同国出身の琴欧洲のパネルが

出迎えてくれる。

日本唯一の本格ブルガリアンと謳うだけあり、42席ある木目調の店内は上品で落ち着

いた佇まい。個室もあるので、幅広い用途で活用できる。赤いクロスのかかったテーブ

ルには、基本的なブルガリアの単語集やヨーグルトの効用についてのコラムがあり、同

国文化を日本に伝えるための広報センター的な役割も担っていることがうかがえる。

ブルガリア料理は、ご存じヨーグルトやチーズはもちろん、野菜やひき肉を多く用いて

いる。「ショップスカサラダ」は、シレネというホワイトチーズをたっぷりとすりおろしてあり、

酸味が強く食欲をそそります。暑い季節であれば、「タラトル」という冷製のヨーグル

トスープがおすすめです。すりおろしたニンニクや香草を混ぜ合わせており、元気が出ます。

アンティパストならひき肉と野菜を重ねて焼いた「ブルガリアンムサカ」、メインは「カヴァ

ルマ」というワイン煮込みがブルガリアの定番として有名です。

出展:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/N/Nakamuu/20120831/20120831012811.jpg

 

 

閉鎖が発表されたホテル西洋銀座のそばに2012年2月にオープン。御徒町にある

アーランドラキッチンの2号店ながら、「本店」と名付けられ、銀座の南インド料理店の

中心としてこれから発展しそうな勢いです。ここ数年の南インド料理ブームを経て、つい

に風格もある本格的なレストランの登場です。珍しい料理も多いので、より深く知りたい

人にお薦めしたいところです。

50席以上ある店内はゆったりとしていて、ガラス越しに厨房を見ることも出来るので開

放感とライブ感が味わえます。

まずティファン(軽食)としてのドーサなら、玉ねぎのみじん切りが詰まった「オニオン・ペ

サラットゥ」を。カレーはこの地方の名物ながら、他ではあまり見ない「ペッパーチキン」

が注目もの一皿。スパイス豊かなカレーソースで煮込んだ鶏肉を、たっぷりの黒コ

ショーで仕上げています。また、ベジ派には「トマト・バップー」がいいでしょう。

つけ合わせにはチャパティを選ぶのが南インド流です。

できることなら予約の上、土曜日に訪れ、炊き込みご飯「ハイデラバ―ド・ダム・ビリヤ

ニ」を試してみてはいかがでしょう。炊き上げに6時間かかるため、土曜にしか作られな

いのですが、インドを代表するご馳走であるビリヤニの中でも、王様といわれている逸品

です。

出展:http://1.bp.blogspot.com/-lvpHmlPidmI/TmyZW6nm2PI/AAAAAAAAHC8/VoSvVjvCD_0/s1600/DSC01538.JPG

 

 

 

 

 

2012年オープンの高級フレンチ店。

三笠会館のはす向かいに建つビルの9Fにあるこの店は、グランメゾンに行く感覚で訪

れると少々面喰らうかもしれない。白壁に木の床、木の太い梁が印象的な開放感あふ

れる店内は、どちらかといえばセレブが訪れる高級リゾート地のレストランといった

趣です。

シンプルかつクリーンなリオネルシェフの料理に、豪華なインテリアはアンバランスかも

しれない。

ユニークなのはその香りづかいです。例えば、桃と帆立の組み合わせにエストラゴンの

香りを加える大胆さは他では味わえない。香りが加わることで色彩が加わり、実に立体

的な味わいとなる。

そしてデザート。それだけを食べに行きたいと思わせるほど美しく、魅力的だ。

ちなみに1万8,000円~のコースはグラスシャンパンとミネラルウォーター、お土産の

小菓子がセット。

出展:http://tabelog.com/imgview/original?id=r6474315198577

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