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甲州街道沿い、笹塚と幡ヶ谷の中間地点あたりに位置する、タイ国商務省認定レストラン。器はチェンマイの代表的な高級青磁器・セラドン焼きで統一。料理のつけ合わせには、カービングというタイの伝統工芸で彫刻された華やかな人参などが添えられる。

ここはタイ王国の気品と洗練された料理に出会えるレストランである。屋台料理的なお店が多い中で貴重な存在といえる。

料理はどれも安定していて、無駄に辛すぎたり甘すぎたりといったことはない。ポピュラーなものからイーサーン料理まで揃っているので、タイ風焼き鳥の「ガイ・ヤーン」や、海老しんじょ「トート・マン・クン」などをつまみに、スタッフと相談しながらじっくり決めるのもよい。具がたっぷりと入った「トムヤム」などのスープは、ボールサイズがあるので、複数注文することもできる。

カレー類は定番以外にも昨年、あるサイトの「世界で最も美味しい料理ベスト50」第1位に選ばれたという「マッサマンカレー」がある。メニューには掲載されていないが、頼めば作ってもらえるので、興味のある方はどうぞ。

大人数でオープン以来のメニュー「タイスキ」をつつくのもいいし、気に入ったらひとりで3,200円からの「お一人様ディナーコース」を楽しむこともできる。さまざまな需要に応えてくれる安定した料理店です。

出展:http://www.cela-don.com/change01.jpg

渋谷穏田神社近く、閑静な住宅街にひっそりと店を構える。

ご主人は、柏「竹やぶ」で修行、その後恵比寿で「玉笑」を開き、現在の地に移った。

ホシが点在する細打ちの「粗挽きせいろ」は香りが素晴らしい。水府産常陸秋そばと他地域のそばをブレンドしたというそばは、ほろ苦さと甘さが入り混じった、野味のある香りが鼻に抜けて清々しい。柔らかく歯を押すコシの中より、そばの甘みがじわりとにじみ出る。

お店の逸品が「熱もりせいろ」。やや太めに打たれ、蒸した熱いそばを、そばつゆに卵の黄身を落とした汁につけて食べる。温めることにより、香りはいっそう強まり、ふわりと柔らかく、穀物としてのそばの優しい滋味を実感する。

そば前ならまず「豆腐」がお奨めです。ある日は青大豆の豆腐と自家製湯葉を乗せた皿。甘い豆の香りが広がり、穏やかな気分になる。

「そばがき」は、数回ほど口を動かしただけで、野趣に富む香りを漂わせて消えていく。

他にも、渋いうまみがつのる、西京味噌漬けの「えびの味噌漬け焼き」、ほろりと、柔らかく煮込まれた「つまみ鰊」がおいしい。

出展:http://www.awaremi-tai.com/soba/image/20121201-102.jpg

 

 

鰻はかつて日常的な食べ物であったことを思い出させる“庶民の店”が、初台にある。外見は、あたかもタイム・スリップしたような昔ながらの食堂といった雰囲気です。

ここで気づくのは「松竹梅」の値段が逆になっていることだ。通常は松が高い設定になっているが、安い値段の鰻を「松」にして、頼みやすくしているのも先人の知恵というところだろうか。

もう一つの特徴は、48席という大箱であることだ。お新香の盛り合わせ、肝焼きを頼んでスポーツ新聞を読み、ビールを飲みながら待つ。これが正しい大衆であり、庶民ではながろうか。一人で行き、ガヤガヤした中で孤独を楽しむのも一興だ。

出てきた鰻重は、ふんわりとして、程よい辛めのタレと調和を見せる。「松」は半匹。「竹」「梅」は、一匹丸ごと供される。

珍しいのは、山椒をガリガリとひいて振りかけること。山椒の香りが、食欲をそそる。

フラッと寄って、フラッと食べる。そして「おや?」と感じる。想像以上の味わい、貴重な店である。

出展:http://lh5.ggpht.com/_2YFoiMdNhAM/SnBEfYjTjRI/AAAAAAAAhIU/6XptsDahmvk/s288/DSCF6691.JPG

 

2011年の開店ながら、連夜満席の人気店。酒を愛し、肴を熱心に勉強し、そしてなにより客本位で全てを考える、ご主人林光太郎氏の姿勢がいい。

突き出しからして、酒飲みの心を捉える。旬の野菜を生かした「大豆と煮浸しと青菜の浸し」の、優しき味わいに、心が洗われる。

なにもつけずともそのままでおいしい金華山沖の栄養たっぷりで太った根蛸など、吟味された刺身。「金目と白瓜の和えもの」には、添えられた糸昆布が魚のうま味を盛り上げ、酒を呼ぶ。

上品な脂がのった焼き大穴子は、山葵をのせ、昆布の軽い佃煮をのせ、海苔で巻いて食べる。切り方が素晴らしい赤ナマコ。

鯛味噌は、味噌により過ぎず、余分なうまみを抑制して、鯛の味が素直に出ている。

名物の燻製玉子のせポテサラや、肉の香りが素晴らしく、豊かな肉汁と酒がぴったり合うメンチカツといった、洋風の酒肴もこれまたうまい。

〆には、毎日ご主人が打つ讃岐うどんが待っている。

出展:http://www.hommania.com/blog/2011/060213.jpg

これまでも「牛肉は寝かせたほうが旨い」とは言われ、さらしで巻いて冷蔵庫で保管された霜降り肉を出す店はあったが、最近いわれている「熟成」とはドライエイジングのこと。骨付きの牛肉を剥きだしのまま二週間、いや長ければ一ヵ月以上冷蔵庫で保管することで、表面は乾燥して、カビすら生えてくる。しかし、その部分をそぎ落とすと、しっとりと熟成した黒みがかった肉が現れてくるというわけ。

霜降りより赤身肉を旨くする方法だから、欧米ではポピュラーだったが、日本ではこれまで気にも留められなかったのが実情。

恵比寿駅から五分ほどの三十席ほどの店だが、北海道美瑛町で生産されたジャージー牛を味わえる。シーザーサラダやチキンガンボ、チリビーンズなどNYスタイルのメニューを取り分けながら、メインのステーキを頼むのがおすすめ。せっかくならヒレとサーロインの両方を味わえるTボーン、しかも最低五百グラムは食べたい。

炭火で焼かれたステーキは、肉がジューシーで霜降りとはまったく違ううまさ。欧米人がなぜ、あんなに大きいステーキを食べられるのか、ようやく理由がわかった。

出展:http://pds.exblog.jp/pds/1/201010/30/42/e0212342_1549295.jpg

 

 

八木さんのリストランテという可愛い屋号に似つかわしからぬスタイリッシュで都会的なお店です。

八木康介シェフはイタリアの「エノテーカ・ピンキオーリ」等で修行、ブルガリが営む銀座のリストランテでシェフを務めた経歴を持ちます。

夜のコースは7、8品の構成で、8,800円。コストパフォーマンスは申し分ありません。

アミューズは玉ねぎのピュレを敷いたアワビで、パスタにはウニと赤座海老をあしらい、高級食材の秀逸な使い方が心憎い演出をしています。

ホワイトアスパラガスとたまご茸、生ハムのサラダ仕立ては、一転して森の香りがするような一皿になっています。

魚料理の金目鯛はパリッと焼いた皮に塩味が効いていて、日本人向きです。これで白いご飯が食べたくなってしまします。

鳩とモリーユ茸のパスタは、ショートパスタのカサレッチ。メインは仔羊のロースト。

店内の気の利いたインテリアもモダンで、カップルでの利用にうってつけ。個室は接待にも使えます。

出展:http://www.vogue.co.jp/datas/lifestyle/restaurant/62/62/yagi.JPG

 

山の手と下町が程よく共存する美食の街、広尾。昭和の面影を今なお残す商店街から一歩入った路地裏の愛らしいビストロが「ラ・トルチュ」。パリの一ツ星レストラン「ステラ マリス」や銀座「タテル ヨシノ」等を持つ、あの吉野建シェフが、初めて手がけたビストロである。

おいしいとはわかっていても、ガストロノミーでは扱えないフランスの家庭の味や郷土料理を提供できる場を、との思いから出店を決めたとか。それゆえ、メニューには、“パテ・

アン・クルート“や“カスレ”といったクラシックな味が堂々と並ぶ。

やはり、ここではビストロらしい骨太な料理を味わいたい。見ためはダイナミックながら、舌に残る余韻は繊細。なかでも“カスレ”は一度お試しあれという一品。塩豚、鴨のコンフィと手作りソーセージを、白いんげん豆等と共に煮込むランド地方の郷土料理だが、ともすれば、鴨の脂が日本人にはくどく感じられることもまま。しかし、この店のそれは、脂分や塩はきっちりきかせながらも、食後感は思いのほか軽い。

いずれの皿もボリュームたっぷりゆえ、一皿を2人でシェアして十分。アラカルトでどうぞ。

出展: http://pds.exblog.jp/pds/1/201211/12/08/d0140708_2323472.jpg

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